●こんなお話
武器商人と戦うトム・クルーズが世界中をダッシュしまくる話。
●感想
ベルリンやバチカン、ハイウェイだったり上海だったりと視覚的に画面が派手だし、次から次にハプニングが起こって派手だので退屈せずに120分見ることができました。
チームでミッションを行って、いろんなスパイ道具が出てきて細かいカットでテンポよく見せていくスピード感で面白いです。
テンポもいいし映像もスタイリッシュだしで面白いですが、肝心のストーリーが王道の展開でイマイチ面白味に欠けてしまうのが残念でした。みんなで奪い合う「ラビットフット」と呼ばれるモノが意図的に何なのかが描かれないのはわかりますが、不完全燃焼でした。何で敵はわざわざ上海まで人質の奥さんを連れてきたのだろう? 48時間というタイムリミットを設定した意味って何だったのか? とか「ラビットフット」の正体がわからないため、ストーリーでよくわからないところが発生してしまっているように思えました。
それに悪役もあっけないし、黒幕の正体もそれほど至って普通の展開で、主人公ではなく奥さんにあっけなく倒されるという。奥さん、拳銃使ったことないのに……。
これは、トムさん主演映画の宿命かフィリップ・シーモア・ホフマンという俳優さんをカタキ役に設定しているのに、それでも悪役が弱くて小者感にしか見えないのが痛かったです。
話が進むにつれて盛り下がっていく映画で残念でした。
☆☆☆
鑑賞日:2014/03/12 Blu-ray
リンク
監督 | J・J・エイブラムス |
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脚本 | アレックス・カーツマン |
ロベルト・オーチー | |
J・J・エイブラムス |
出演 | トム・クルーズ |
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フィリップ・シーモア・ホフマン | |
ヴィング・レイムス | |
ビリー・クラダップ | |
ミシェル・モナハン | |
ジョナサン・リース・マイヤーズ | |
マギー・Q | |
サイモン・ペッグ | |
ローレンス・フィッシュバーン |