映画【ミミック】感想(ネタバレ)

mimic
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●こんなお話

 遺伝子操作によって生まれたクリーチャーと地下鉄で戦う話。

●感想

 流行病の治療のために遺伝子操作した昆虫がニューヨークの地下鉄で人知れず大量繁殖していて、人間に襲い掛かってくるという。
 大都会の中に紛れ込んでいる。擬態しているという設定も面白く。捕食者に擬態した昆虫という設定はよかったです。時間を聞いたらそれが昆虫に変化して襲ってくるといったシーンも印象的でした。

 ただ、地下鉄が舞台で夜のシーンが多く。物語のほとんどが暗闇で何が映ってるのかがまず見えづらいのがマイナスだったり。
 暗闇でうごめくクリーチャーというのは気持ち悪いですが、もっとはっきりとした姿を見たいです。とはいえはっきりと姿を見せちゃうと怖くなくなってしまうというジレンマ。

 話も中盤までは地下鉄にどうやら何かがいるらしいってことをやってるだけで静かなホラーとして面白いですが、物語の半分近くまで地下に行かないので展開が遅く退屈でした。
 後半からはモンスターパニック物の王道を行くような展開でお決まりの流れになりますが、魅力的な登場人物を配置しているわりには。あっけない退場をしてしまい、ガッカリでした。
 何故か子どもには優しい怪物。そして襲われて、逃げた先には偶然、怪物の巣。偶然、可燃性のガスのパイプがある。というご都合主義にしか見えなかったです。

 気持ち悪い映像は悪趣味で楽しめましたが、ちょっと退屈な映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2013/04/13 Hulu

監督ギレルモ・デル・トロ 
脚本マシュー・ロビンス 
ギレルモ・デル・トロ 
原作ドナルド・エー・ウォルハイム 
出演ミラ・ソルヴィーノ 
ジェレミー・ノーザム 
アレクサンダー・グッドウィン 
ジャンカルロ・ジャンニーニ 
チャールズ・ダットン 
ジョシュ・ブローリン 
アリックス・コロムゼイ 
F・マーリー・エイブラハム 
ノーマン・リーダス 
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