映画【ミロクローゼ】感想(ネタバレ)

milocrorze
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●こんなお話

 いろんな山田孝之さんが見られる話。

●感想

 物語が始まってのオープニングクレジットからして凝ったもので、そこからわけのわからない子どもの話になっていきますが。
 色彩豊かでポップな映像にハイテンションのお芝居を90分間見せてくれる山田孝之さんの魅力と美人の女優さんたちが見られて面白かったです。
 
 1番笑ったのは鈴木清順監督との掛け合いで、あの仙人みたいな存在感が画面からあふれんばかりに飛び出していて思い切り頭をたたかれる姿は心配してしまうという。

 話は何だか時間も時空も飛び越えるもので、おそらくこういう映像が見せたい! というものだと思うので。作りこまれた映像を楽しむ映画だと思います。
 ただ個人的には1番の見せ場である殺陣が結構長いこと出てきますが、スローで見せて見得を切ったりしますが。他の部分はテンポがよく短いシークエンスの連続でテンションを保っているのに、ここだけやたらと長くて凄い作りこまれている映像だとは思いますがテンポが悪く感じてしまいました。

 時間も空間もどっちへ転がるのかついていけないですが、膨大なナレーションにリズミカルな音楽、そして作りこまれたヴィジュアルを感じるだけで楽しい映画でした。怪作だと思いました。

☆☆

鑑賞日: 2013/05/11 DVD

監督石橋義正 
脚本石橋義正
出演山田孝之 
マイコ 
石橋杏奈 
原田美枝子 
鈴木清順 
佐藤めぐみ 
岩佐真悠子 
武藤敬司 
奥田瑛二 

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