映画【マックス・ペイン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 奥さんを殺された刑事さんが犯人にリベンジする話。

●感想

 はみだし刑事が奥さん殺しの真相を探るうちにドラッグにたどり着いて、真犯人を追いかけるという。王道の刑事もののフォーマットですが、それにハイスピード撮影を多用したアクションシーンでくるんだ映画ですが、いかんせん話にも登場人物にも魅力が感じられず辛い100分間でした。

 途中途中に殺される人たちが見る幻想で悪魔みたいなクリーチャーが出てきて襲ったりしますが、それが物語自体に絡んでこないのでただただ違和感しか残らなかったです。ドラッグによる影響を視覚化しているとはいえ、やたらと時間をかけて丁寧に描くのでバランスが悪いのだと思いました。

 アクションシーンも映画の半分くらいになるまで結構静かに進むので盛り上がらないし、銃撃戦もカッコいいですが、スローで描くのも今の時代となっては古臭くなっちゃってるのでそこまで目新しさは感じられなかったです。もう少し物語に起伏が欲しかったです。

 クスリの設定もまるで効果もわからないまま使用されたりするので、設定のための設定にしか見えないので映画に入り込めないのだと思いました。

☆☆

鑑賞日: 2009/09/17 DVD  2015/12/01 Blu-ray

監督ジョン・ムーア 
脚本ボー・ソーン 
出演マーク・ウォールバーグ 
ミラ・クニス 
ボー・ブリッジス 
クリス・“リュダクリス”・ブリッジス 
クリス・オドネル 
アマウリー・ノラスコ 
オルガ・キュリレンコ 
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