映画【真幸くあらば】感想(ネタバレ)

masakiku
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●こんなお話

 殺人犯とその被害者の婚約者が好きになっていく話。

●感想

 台詞が少なく、固定の粘り強いカメラにピアノの旋律が延々と流れる中。まさに、熱演の主演のお2人が印象的でした。尾野真千子さんの涙するお芝居は、惹きつけられるもので素晴らしかったです。

 ただ、あまりにもファンタジー要素が強すぎて突っ込みを入れてしまいたくなる展開でもありました。婚約者を殺した相手にひきつけられるということ自体、どうしてなのか? という動機が弱くて、ちょいと無理があると思いました。

 死刑確定後に、結構すぐ死刑執行されることなんてあるのでしょうか? 調べてないので、わかりませんが。ちょい疑問に思ってしまって、物語に入り込むことができなかったです。 けども、90分間。オープニングのショッキングな殺人シーンから、一気に集中して見れる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2010/12/16 DVD

監督御徒町凧 
脚本高山由紀子 
原作小嵐九八郎 
出演尾野真千子 
久保田将至 
ミッキー・カーチス 
テリー伊藤 
佐野史郎 
山中聡 
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