映画【メリー・ポピンズ リターンズ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 家族のお金がピンチだけど魔法使いの教育係がやってきて子どもたちは楽しく過ごすことができてかつ台所事情も何とかなる話。

●感想

 エミリー・ブラントさん演じるメリーポピンズをはじめ主人公の家族の役者さんたちが歌って踊って楽しくてアニメの世界に入ったりして130分と長い時間ですが、退屈せずに見られるさすがのディズニー映画でした。お金がなくて家を差し押さえられる主人公家族のお父さんとそのお姉さん、お父さんは奥さんを亡くしていて子ども3人を育てているところに銀行の頭取が悪そうな人で主人公お父さんを騙しているっぽいところに空からメリーポピンズが降りてきて…とわかりやすいキャラクター配置で見やすかったです。

 ただ本当に無難に仕上がっている印象で前半から中盤まではメリーポピンズや街灯点灯人が陶器の中や水中で歌って踊ってとファンタジー色が強い映像が続いて楽しかったですが。後半はお父さんの株券を見つけてそれを12時までに届けるという流れになってからは単純に歌唱シーンが減ってしまうためかメリーポピンズの存在は薄くなってしまって主人公家族にスポットが当たるのが少しトーンダウンしてしまう印象でした。

 ロンドンの貧困層でも家は広いし教育係とか雇ったりして世界恐慌の時代とはいえ日本の貧困層とはだいぶ裕福なんだと勉強になる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2019/09/14 Blu-ray

監督ロブ・マーシャル 
脚本デヴィッド・マギー 
原作P・L・トラバース 
出演エミリー・ブラント 
リン=マニュエル・ミランダ 
ベン・ウィショー 
エミリー・モーティマー 
ジュリー・ウォルターズ 
コリン・ファース 
メリル・ストリープ 

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