映画【チャイニーズ・ウォリアーズ/中華戦士】感想(ネタバレ):最新銃とカンフーが炸裂!迫力の抗日アクション映画

Magnificent Warriors
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●こんなお話

 日本軍が毒ガス実験をしている街で戦う主人公たちの話。

●感想

 主人公は最新の銃を売る武器商人だが、売買で揉めた相手をカンフーで撃退するシーンから始まる。ある日、おじいさんの元を訪れると、国から日本軍に支配された街の太守を救う任務が与えられ、飛行機で現地へ向かう。途中、日本軍の飛行機と空中戦を繰り広げながら街に接近する。

 街に着くと特務班のスパイが日本兵に追われ、詐欺師も絡んで揉め事が続く中、主人公は仲裁に入る。やがてみんなで太守の屋敷に潜入するが、見つかってしまい日本兵との追いかけっこが始まる。主人公だけが取り残されるが、仲間たちは街に戻り日本軍に捕まる。処刑されるかと思われたが、太守が勇敢に日本軍に立ち向かい無罪を主張、民衆も立ち上がって日本軍を追い返す。

 しかし日本軍は再び戻ってきて、主人公たちは街で待ち伏せして激しい戦闘を展開。日本軍の指揮官を捕らえ、侵略は成功しないと宣言して物語はおしまい。

 爆破シーンや大量の兵士が登場する戦闘、空中戦、そして激しいカンフーアクションと大作らしい派手な演出が画面を圧倒。アクション満載で見応えたっぷりでした。序盤はじっくり登場人物が紹介され、徐々に集まって抗日運動に発展するが、後半は展開が急で、日本軍の支配から民衆が反乱し敵を追い出すまでが一気に進む印象でした。

 特に、日本軍が反乱する民衆の家族を人質に取り武器を降ろさせようとする場面で、簡単に人質が反乱して形勢逆転するなど、勢いとストロングスタイルで敵を倒していく様子は笑ってしまうほど豪快。派手でエネルギッシュなアクション映画として十分楽しめた作品でした。

☆☆☆

鑑賞日:2024/03/23 WOWOW

監督デヴィッド・チャン
脚本ツァン・カンチョン
出演ミシェル・ヨー
松井哲也
リチャード・ウン
イー・トンシン
ローウェル・ロー
シンディ・ラウ
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