映画【キャプテンハーロック】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 地球連邦に反乱を起こした主人公と暗殺者の戦いの話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 フルCGの艦隊決戦は他のハリウッド映画なので見てきてるので既視感いっぱいで、アクション映画としての魅力があまり感じれないのが残念でした。

 そして何よりストーリーが誰を対象にしているのかわからない展開でついていけなかったです。
 キャプテンハーロックという海賊がいて、広域指名手配犯として地球連合艦隊みたいな軍団に追われている。ハーロックの命と爆弾だかを狙う潜入捜査官の主人公が、ハーロックの乗るアルカディア号に新人乗組員としてやってくるところから始まる。

 1番の問題はやたらと長い台詞。自分の気持ちや状況を説明するための台詞なので物語は転がっていかないです。
 そしてやることと言えば、「地球を救うんだ」ということを長々と話している主人公は連合艦隊司令長官の兄との葛藤を抱えてる。それが女性についてという。やることが物凄い狭い世界でグッタリしちゃいます。それも1つ1つシーンが長いし、大芝居。
 ハーロックとその仲間たちも、長い台詞の間に結局何がしたいのかがわからなくなっていく迷宮のような話でした。

 そのために119分が恐ろしく長さを感じてしまう映画で、主人公の気持ちが二転三転するのがついていけず、ハーロックは何を考えてるのかわからないし、彼の回想も長いこと描かれて更に退屈だし。
 乗組員たちは最後1人やられ1人やられ、という展開になったかと思いきや。何故かみんな蘇えるという謎。

 せめてアクションシーンなどで見せてくれれば熱い映画になったと思いますが、自分の気持ち悩みを知ってほしいキャラクターたちを呆けた表情で見ている映画でした。

鑑賞日: 2013/09/08  TOHOシネマズ府中

監督荒牧伸志 
脚本福井晴敏 
竹内清人 
脚色福井晴敏 
原作総設定松本零士 
出演(声)小栗旬 
三浦春馬 
蒼井優 
古田新太 
福田彩乃 
森川智之 
坂本真綾 
沢城みゆき 
小林清志 
大塚周夫 
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