映画【曲がれ!スプーン】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　超能力を取り上げる番組のADが超能力者を探して、超能力者の集まるカフェに来る話。

●感想

　子ども時代に海に落下する謎の物を見かける主人公。超能力番組のADとして働いていて、透視ができる人を番組で取り上げているけど失敗してバカにされている。上司から超能力の募集の手紙が来た人に会いに全国を回ることに。

　喫茶店に集まる人たちがいて、その人たちは電子機器を動かせる能力者、透視ができる能力者、人の心が読める能力者などが集まって話をしていて、もう1人能力者が来るらしい。主人公は我慢ができるという男性に会いに行って毒グモに噛まれて我慢できずに救急車。

　喫茶店ではもう1人の能力者が来たと思って話を聞いて、みんなの能力を披露したら、その男性は超能力者ではなく細いところを通れるビックリ人間でした、という。細男が超能力のことをばらさないようにどうにしかしようとしたり。

　主人公がその細男の話を聞きにやってきて能力を見せてもらうけどガッカリで帰ろうとすると透視の人が主人公の服の中に毒グモがいるとのことで何とかクモを取り出さないととなる。時間を止める能力者が何とかしようとして失敗したり、エアコンを遠隔で動かして温度を上げて上着を預かってクモを退治しようとしたら、名刺の文字と間違えてましたー、という。

　主人公が帰ろうとして心を読んで主人公の心に超能力者がいるということで、超能力者たちがいっしょやってるかということで、サンタのふりをした細男を空に飛ばして主人公感動。

　みんな空を見上げて心あったまっておしまい。

　喫茶店を舞台に役者さんたちの会話で引っ張る映画ですが、「〇〇じゃないですかぁ」というツッコミが多くて、個人的にはあんまり笑えず面白くはなかったです。ボケとツッコミの会話が長いこと続きます。それにピンチがクモがいるのでそれを出す出さないというサスペンスで、その小さいことに一生懸命、能力を使うということがギャップで面白いのだとは思いますが、それも面白さを感じられず。

　終始ボーっとしたまま過ぎる1本でした。

☆☆

鑑賞日:2010/12/04 DVD　2024/09/10 Amazonプライム・ビデオ