映画【刑事マディガン】感想(ネタバレ)

madigan
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●こんなお話

 拳銃を盗まれた刑事が犯人を追う話。

●感想

 冒頭でのうっかりミスで拳銃を奪われてしまう主人公。ここのうっかりが、なかなかのお間抜けで笑えます。上司から72時間で解決するように言われて大慌てで捜査することになります。

 この犯人が凶暴で街で見つけた制服警官が声をかけた瞬間にいきなり銃撃するなど、かなり怖い男で凄かったです。

 そして拳銃の捜査をメインになるのかと思いきや、結構、刑事の日常を描いていきます。仕事一筋の主人公は奥さんのイライラをぶつけられ、いい感じの女性もいてその人に迫られても「奥さんがいるから」と何もしないで、自分だけ寝ちゃったり。

 それと上司の不倫問題と親友の汚職問題も描かれていきます。ただ、この上司のシークエンスと主人公の捜査のシークエンスがいまいちかみ合っていない気がしました。あんまし関係なくてブツブツな印象を受けてしまいます。

 1967年のニューヨークの渋さもかっこよくて、夜のシーンやアメ車のデカさとかどうやって運転するんだろう? と気になりながら見てました。

 そしてクライマックスの主人公と相棒による二挺拳銃で犯人と銃撃戦のバイオレンスシーンも迫力あって凄かったです。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012/12/04 DVD

監督ドン・シーゲル 
脚色ヘンリー・シムーン 
エイブラハム・ポロンスキー 
原作リチャード・ダワティ 
出演リチャード・ウィドマーク 
ヘンリー・フォンダ 
インガー・スティーヴンス 
ハリー・ガーディノ 
ジェームズ・ホイットモア 
スーザン・クラーク 
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