映画【映画ドラえもん のび太の恐竜】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 本物の恐竜を育てるのび太君の話。

●感想

 スネ夫の自慢に我慢ならなかったのび太くんが「恐竜の化石1匹ぶん見つけっから!」と言っちゃって、更に見つけられなかったら「鼻からスパゲティ食べてやる!」というのび太くん駄目だよそれ。っていう強がりを言ってしまう。案の定、ドラえもんに頼るわけだけど、のび太くんの力で何とかするべきというドラえもんの教育で、裏山で化石を探すのび太くん。
 化石みたいなのを発見したのび太くんはタイム風呂敷使って孵化させる。首長竜のピー助と寝食を共にして絆を深める。けど巨大になって社会問題になって来たんで、白亜紀に戻そうとするけど。恐竜ハンターの攻撃によって戻れなくなってしまう。

 これぞ冒険活劇という映画で、のび太くんとピー助の友情のシーンが前半にあり、白亜紀に行って遊ぶけど、案の定、タイムマシン壊れてしまってタケコプターで日本まで飛び続ける途中にティラノサウルスやプテラノドンに襲われるという障害の数々。ドタバタで乗り越えていく楽しさ。

 ただ後半の恐竜ハンターとの戦いはチト駆け足になっている感じだしで、序盤のピー助を育てるというところだけで感動できるものだったので映画のバランスがチト悪くも感じました。それにのび太くんの成長がメインなので、ジャイアン、スネ夫、しずちゃんの活躍がほとんどないのも残念でした。
 とはいえ、危機的状況の構成やのび太くんとピー助のドラマがお見事な映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2014/06/30 DVD

監督福富博 
監修楠部大吉郎 
脚本藤子不二雄 
松岡清治 
原作藤子不二雄 
出演(声)大山のぶ代 
小原乃梨子 
肝付兼太 
たてかべ和也 
野村道子 
加藤正之 
千々松幸子 
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