映画【あの夏のルカ】感想

LucaDisney+
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●こんなお話

 地元の人たちからシーモンスターと恐れられてる海底にすむ生き物が陸に上がって、ベスパが欲しいということでトライアスロンに出て優勝を目指す話。

●感想

 冒頭、漁師さんたちがシーモンスターという生き物を恐れながら漁をしている。ここで怪しい人影が船の周りにうろついて、漁師さんたちビビりながら逃げる。ここが「ジョーズ」っぽくて怖い演出でした。

 そこから海底で人間が落とした物を拾って人間世界に興味津々の主人公。両親をはじめ家族からは人間は恐ろしい生き物だから近づくなとラストワーニング。けれども当然主人公は地上に興味を持っていたところに陸で住むシーモンスターと出会って、彼とともに地上で過ごす時間が増えていって、両親に怪しまれながらも陸に行って友達と過ごしていく。

 そしてぺスバに乗って自由になりたいということで人間の子供たちが参加する水泳とフードファイトと自転車の3つの競技のトライアスロンみたいな大会に出て優勝すればベスパがもらえるといこうとで目指すかということになる。地元のいじめっ子みたいなカタキ役に追い詰められたときに女の子と出会ってシーモンスターハンターのお父さんがいる家にお世話になることになって、彼女と日々のトレーニングをしたり。このトレーニングのモンタージュとかもスポ根ものの王道の展開で、できなかったのがだんだんとできていく面白さ気持ちよさがありました。

 体が濡れるとシーモンスターになって乾かすと人間になるというカセが障害として設定されていて、たまに濡れてバレそうになるのをどうにか隠すのかというのもハラハラドキドキがあって面白かったです。両親が陸上に上がって息子を探しにくる。子供達が多いのですれ違う子供全員を濡らしていくというなかなかドイヒーな行動が笑えました。

 主人公と女の子が仲良くやっているのが面白くない友達は自棄になって自ら身体を濡らしてシーモンスターだとばらしてしまう。自分を取るのか人間を取るのかという一大行動を取る友達。主人公は人間側についてシーモンスターの友達を見捨ててしまう。ここらへんの「泣いた赤鬼」感な展開も泣ける設定でした。

 そしてクライマックスのレースシーン。映像の迫力はさすがで単純に見せ場として楽しく盛り上がれるレースシーンでした。そして雨が降ってきて主人公の正体がバレるのかバレないのか。というところで友達レスキューどーん。からの友達が濡れてシーモンスターだ! と観衆たちにバレて友達が追い詰められる。そこでとる主人公の行動。王道の展開ですが、やっぱり熱くなれる展開でした。

 ただ人間たちがシーモンスターをめちゃくちゃ恐れていたのに、女の子のお父さんが認めたら皆さん拍手で迎え入れるというのとか急に心の変化が起こってあっさりに感じました。その後も主人公は学校に行きたいということで都会に出て頑張るという。人間の学校に行くことがいいのかというオチで首をかしげてしまいました。

 とはいえ、映像も綺麗で文化や人種の対立と和解の物語として面白く見れました。

☆☆☆☆

鑑賞日:2021/10/12 Disney+

監督エンリコ・カサローザ 
脚本ジェシー・アンドリューズ 
出演(声)ジェイコブ・トレンブレイ
マーヤ・ルドルフ
ジャック・ディラン・グレイザー
ジム・ガフィガン
エマ・バーマン
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