映画【ロストクライム-閃光-】感想(ネタバレ)

Lostcrime
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●こんなお話

 三億円事件の真相に迫る話。

●感想

 無駄にベッドシーンが入って、何の意味があるのかわかりませんでした。主人公2人と更に犯人側にまでベッドシーンが用意されていてそれをみせるよりも他にもっとすることがあるのではなかろうか? と思いながら見てました。ベッドシーンなんかより、三億円事件の若者たちの日常を描いて欲しかったです。

 現金輸送車を襲うシーンも目新しいものでなく、どっかで観たことのあるようなものになってしまって退屈でした。警察の隠蔽体質を描こうとしているのは良かったですが、それも漫画のようなものにしか見えず、リアリティとかはこれでいいのだろうかと考え込んでしまいながら見てました。
 
 演出も時代遅れというか古臭くて、殺害シーンや回想シーンなんかを観ていると笑ってはいけないのだけども思わず笑ってしまうような映像を見せてくれました。特にクライマックスの犯人との格闘シーンはなかなかの出来で、あのような感じでみんな死んじゃって、何とも微妙なまま映画は幕を閉じました。

 せっかく老練な刑事と若手の刑事のバディもので、三億円事件に迫るという面白そうな設定なのに。三億円事件がいかにすごいものだったのかが、登場人物誰もリアクションしないので、何を追いかけてるのかがわかりずらいのが難点でした。

鑑賞日:2011/11/05 DVD

監督伊藤俊也 
脚本長坂秀佳 
伊藤俊也 
原作永瀬隼介
出演渡辺大 
奥田瑛二 
川村ゆきえ 
武田真治 
宅麻伸 
中田喜子 
烏丸せつこ 
かたせ梨乃 
原田芳雄 
夏八木勲 
矢島健一 
菅田俊 
春田純一 
奥村知史 
中村映里子 
熊谷真実 
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