映画【ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 役者をクビになったダフィ・ダックとスタントマンが人類をサルにしちゃうダイヤを探してのドタバタの話。

●感想

 ワーナー映画の撮影所が舞台というだけでワクワクできる映像でした。そこに人間とアニメーションのキャラクターが役者として競演しているというメタ構造。

 そこに主人公のスタントマンのお父さんがスパイ映画の役者さんで実は本当にスパイでお父さんがピンチだと知ってラスベガスで暴れたり、秘密基地で暴れたりとスパイとして活躍していく。

 おそらくいろいろなオマージュや遊びが仕掛けられているジョー・ダンテ監督作品らしいシーンがたくさんだと思いますが、そういったアメリカのかつての映画やキャラクターを知らないのでドタバタ自体は楽しいですが、何をしているんだろう? と思ってしまうところもありました。砂漠にある秘密基地でいっぱいで出てくる生物とかもおそらくいろんな映画とかのオマージュそうです。

 アニメのキャラクターは簡単に優位が入れ替わったりするのでどうでもいいっちゃどうでもいいですが、わちゃわちゃ感を楽しんで人間とアニメのキャラクターがぶん殴りあうのとかを技術的なものを愛でて楽しめました。

 ブルーダイヤなる人間をおサルさんに変えてしまうものを巡ってみんなで奪い合うという。終盤に一気にアドベンチャーになってブレンダン・フレイザーの「ハムナプトラ」もメタ構造的になっているのとかも面白かったです。

 やってることは「グレムリン2」とあんまり変わっていないのではないかとか、アメリカのカルチャーを知っていないと深く楽しめないけれど、単純に人間とアニメキャラクターのドタバタだけでも楽しい気持ちにさせてくれる作品でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/04/06 U-NEXT

監督ジョー・ダンテ 
脚本ラリー・ドイル 
出演ブレンダン・フレイザー 
ジェナ・エルフマン 
スティーヴ・マーティン 
ティモシー・ダルトン 
ヘザー・ロックリア 
ジョーン・キューザック 
ビル・ゴールドバーグ 
ロジャー・コーマン 
マシュー・リラード 
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