映画【ペイバック】感想(ネタバレ)

payback
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●こんなお話

 相棒と奥さんに裏切られて瀕死の重傷を負った主人公が自分の分け前のお金を取り戻そうと組織の大物とかまでリベンジしていく話。

●感想

 白黒かな? というくらい色がなくて映像がかっこよく感じられて印象的でした。

 そもそも主人公がチャイニーズマフィアから奪ったお金を相棒に裏切られて取られちゃったので取り返すという。全員悪人という映画で誰にも共感できないのがよかったです。テンポ重視の展開で最初にいきなり主人公が裏切られて撃たれて瀕死になって、そこから復活したと思ったら。向こうからノックしてきてその人を痛めつけて次の手がかりの人間に会ってまたその人を痛めてつけて次の展開へというので、主人公が頑張ってお金のもとへたどり着いていっちゃいます。退屈はしないけれど特にハラハラドキドキとかも少ないのがマイナスでした。

 マフィアのボスたちがはした金だと思っていて主人公が要求してる額を本気にしていないところとかも笑えてよかったです。あとは主人公が無敵でいきなりの銃弾を浴びても闇医者に治療してもらって復活して、爆弾を家に仕掛けられても気づいて、見張り役のカタキ役の車をガソリンで爆破したり。チャイニーズマフィアに襲撃されてもこれまた独特の銃の撃ち方のメル・ギブソンとかもかっこよいです。

 ただ主人公が何でそこまでそこまでの大金でもないのにマフィアのボスたちを簡単に怖がらずに射殺してまわれるのかとか、マフィアのボスたちの警備もゆるゆるで簡単に主人公に銃を突きつけられるところまで近づけられるのかとか、最後もカタキ役たちが全員現場に向かっちゃうのだろうとか不思議に思ってしまう映画でしたが、終始楽しかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2021/04/07 U-NEXT

監督ブライアン・ヘルゲランド 
脚本ブライアン・ヘルゲランド 
テリー・ヘイズ 
原作リチャード・スターク
出演メル・ギブソン 
グレッグ・ヘンリー 
ジェームズ・コバーン 
クリス・クリストファーソン 
マリア・ベロ 
デイヴィッド・ペイマー 
ビル・デューク 
デボラ=カーラ・アンガー 
ジョン・グローヴァー 
ウィリアム・ディヴェイン 
ルーシー・アレクシス・リュー 
ジャック・コンレイ 
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