映画【狂武蔵】感想

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●こんなお話 

 吉岡一門と戦う宮本武蔵の話。

●感想

 ワンシーンワンカットで殺陣を見せるというチャレンジングな見せ方は見たことないもので斬新でした。

 ただそのチャレンジが面白いのかと見ていると全く面白いとは思えませんでした。たった1人でどうやって何百人を相手にするのかと思いきや、戦前とかの時代劇スターとかのような昔ながらの様式美的な殺陣で斬られ役の人が斬られに行くために突っ込んで上段から胴ががらあきのところを右左と斬っていくのが続いたり、日本刀で斬っているというより竹刀ではたいているかのような動きが延々と続くのでまるで盛り上がることはなかったです。しかも斬られた人がカメラの外に走っていったり這いつくばってフレームアウトする姿がノイズでしかなく。1つのフェーズが終わりかけると斬られ役の人が倒れ始めるので「もうここは終わるのかな」と気になってしかたなかったです。一応、ひたすら頭を叩いたりしてるだけではなく、合間合間に敵同士で揉めたりボスキャラみたいなのが出てきて一瞬でやられたりと動きはありますが、基本終始退屈でした。

 合間合間に水で休憩、というのも主人公がもともと準備してたものなのか、たまたまなのかがとか。そもそも何人斬れば終わりで今何人斬ったのか? とかどうしてこの戦いになったのか? とかやっぱり映画ってドラマが大事なのだと。そしてエピローグ的に7年後でカット割りが激しい殺陣がありますが、そこが1番かっこよくて燃えるシーンになっていて、編集やカット割りという映画の発明ってやっぱり大事なんだと再確認できたことがこの映画で示されたものでした。

鑑賞日:2021/01/12 DVD

監督下村勇二 
脚本灯敦生 
原案園子温 
出演TAK∴ 
山崎賢人 
斎藤洋介 
樋浦勉 

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