映画【キンダガートン・コップ2】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 機密情報が入ったフラッシュドライブが幼稚園にあるらしいってんで、FBI捜査官が幼稚園の先生となって潜入する話。

●感想

 ドルフ・ラングレンというアクション俳優がもしも幼稚園の先生になったら…というギャップの設定の面白さで魅せる映画で1作目のシュワルツェネッガーとほとんど変わらない映画でした。

 基本はバンバン銃を撃って悪人を倒していく主人公が幼稚園の子供達にたじたじという

 ただ2015年制作の映画だからか前作ではただ子供に対して厳しい親をぶん殴って終わりだったりアーミースタイルな訓練を取り入れたりして教育していったのが、今作では親と話し合って解決したり、子どもたちの教育するのにイヤホンをつけて相棒のアドバイスを受けながら子どもたちと話すのとかも現代的で今どきの教育をしながら接したり、学校が性別とかを取り払っていたりと、リベラルな教育の学校に戸惑いながらそっちにあわせていくのが印象的でした。ヒロインの先生とのデートもカントリーソングを歌いながらロデオをしたりとリベラルに窮屈な思いをしている主人公とヒロインが伝統的な遊びで楽しむというのもよかったです。

 ただカタキ役との対決に関しては結構ゆるゆるでカタキ役のボスがわざわざ幼稚園に銃を持って乗り込んできて脅しにきたりするのもよくわからない行動ですし、その後、子どもたちがいる庭園みたいなところで子どもたちが銃を持った相手に立ち向かうのとか無茶苦茶すぎる展開でした。トロイの木馬を主人公がいくら教えていたからとはいえ、謎の彫刻の中に入ってそこから出てきて銃に立ち向かうのとか危なすぎる戦い方でした。

 ピーナッツアレルギーのため禁止とかグルテンフリーとか豆腐とかもう嫌でジャンクフードを思いきり食べたくなる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2020/09/02 DVD

監督ドン・マイケル・ポール 
脚本デヴィッド・H・ステインバーグ 
出演ドルフ・ラングレン 
ダリア・テイラー 
ビル・ベラミー 
アレクス・ポーノヴィッチ 
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