映画【マウス・オブ・マッドネス】感想(ネタバレ)

in-the-mouth-of-madness
スポンサーリンク

●こんなお話

 失踪した作家を追いかけるうちに虚構と現実の世界にさまよっていく話。

●感想

 スティーブン・キングのような売れっ子作家が失踪したので、主人公が捜してみるとその本はあまりにもリアルで読んでる人が発狂してしまう小説らしい。って流れから凄いですが。主人公が、小説を読むと自分も小説の世界の街に迷い込みハチャメチャになっていくという。

 夢や妄想、虚構と現実が錯綜する世界ってのは個人的には面白いとは思いますが。結局なんだったのか? というオチを用意してくれないとなんだか不完全燃焼で終わってしまいました。
 せっかくの独特の映像美の世界観が構築されていて面白いのに、残念でした。どこまでが現実と夢の境目ってのがわからなかったです。理解力が足りないだけなのか。
 ちょっと時間軸が入り乱れて、特に後半はバンバンいろんな所に飛ぶので混乱してしまいました。

 恐怖描写はなかなかの怖さで、暗闇からブリッジ女が出てくるところなんかはゾクっとしてしまったり。細かくいろんな映像がフラッシュのように流れるあたりも不思議な感覚で見れる映画だけに集中して見てないと置いてかれる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2012/05/31 DVD

監督ジョン・カーペンター 
脚本マイケル・デ・ルカ 
出演サム・ニール 
ジュリー・カーメン 
ユルゲン・プロホノフ 
ジョン・グロヴァー 
チャールトン・ヘストン 
タイトルとURLをコピーしました