映画【君の名は。】感想

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●こんなお話

 寝ると東京の男の子と岐阜の田舎の女の子が「おれがあいつであいつがおれで」な体と心が入れ替わっていろいろある話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 新海監督作品らしく美しい描写がよかったです。ただそれは【秒速5センチメートル】で表現されていた駅の描写だったり【言の葉の庭】で描かれた都会のビルだったり他の新海作品で見たことのある既視感いっぱいの描写で新鮮さが感じられなかったです。 

 身体が入れ替わってしまういうSFな設定があって、そのカルチャーギャップのドタバタが前半で描かれますが、【放課後】な設定を煮詰めることもなく、案外すぐに状況を受け入れて生活していくのも不思議でしたし。【イルマーレ】な設定になってもなぜ主人公だけ街が消滅したことを知らなかったのか、とか。3幕目は【ファイナル・ディスティネーション】な設定になって時間のカセが発生するタイムリミットものとしてもあまり緊張感なく、ヒロインの同級生たちはなぜかヒロインの超常現象話を信じて変電所を爆破するという犯罪行為を犯してしまうのが謎でした。しかも、ヒロインたちの行動が失敗した状態のまま終わってしまって、エピローグで避難訓練で解決しているというのもよくわからなくて、結局ヒロインの行動は関係なかったのか。その後のさらに娘とか孫が解決したのかとか思っちゃいました。そもそも避難訓練って夜やるのかな、とかSFとしてのディテールが気になってしまって総武線と中央線快速で主人公たちがすれ違っても何のエモーションも動かされなかったです。なぜ、主人公たちは夢から覚めると忘れてしまうのか、とかもどういうことなんだろうとか気になってしまいました。 

 そういうことよりも目の前で起こることを楽しむ映画として見ても、ちょっとこの内容でこの上映時間は長くて、一体何回ミュージシャンの曲を聞けばいいのだろうと呆然としてしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/08/31 チネチッタ川崎  2018/09/18 Blu-ray

監督新海誠 
脚本新海誠 
原作新海誠 
出演(声)神木隆之介 
上白石萌音 
成田凌 
悠木碧 
島崎信長 
石川界人 
谷花音 
長澤まさみ 
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