映画【忌怪島 ネタバレ】感想(ネタバレ):VRと怨霊の島ミステリー

Kikaijima
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●こんなお話

 南国の島でVRの研究チームが島の過去にあった出来事の怨念に襲われる話。

●感想

 物語は、海辺の家と研究施設のような場所でパニック状態になっている男女のシーンから始まる。そこから主人公が南国の島にやってきて、VRの研究をしている若者たちと合流。一緒に新しい実験に取り組むことになる。

 しかし、この研究チームに招いてくれた女性はすでに亡くなっていたことがわかり、どこか不穏な空気が漂い始める。同時に、島ではいじめられっ子の女子中学生が、村人たちから孤立している様子のおじいさんと交流を深めていて、手作りのお弁当を届けたりするシーンも描かれたり。

 ある日、亡くなった男性研究者の娘が島にやってきて、父の遺骨を引き取りに役所を訪れる。偶然そこにいた主人公と再会し、帰りのバスが故障したことで二人は島の中をさまようことに。そして偶然にも霊能者の家に招き入れられ、過去や現状について不思議な話を聞く。

 調査を進めるうちに、亡くなった二人が最後に見ていたVR映像に“赤い服の女”が映っていたこと、そしてその女に海へと引きずり込まれていた可能性が高いことが判明。さらに、研究メンバーの一人が酔った勢いでゴーグルを装着した結果、行方不明になるという不可解な事件が起きる。

 霊能者の話によれば、昔この島で、有力者に乱暴された女性が本妻から残酷な拷問を受けて殺された事件があり、その後しばらくは怪異が続いていたとのこと。最近になって再び赤い服の女が現れたのは、主人公たちのVR実験によって“あの世とこの世”の境界がつながってしまったかららしい。

 鳥居がその境目だということで、主人公は仮想空間に入り、問題の核心に迫ろうとするが、そこで赤い服の女に襲われてしまう。現実世界では、女性たちが鳥居に火を放ち、何とか彼を助け出す。

 やがて明かされる真実――赤い服の女は、村人たちに復讐しようとしていた孤立したおじいさんの母親であり、おじいさんはその怨念を利用していた。だが最終的に彼も亡くなり、彼の家の壁には母親の遺体が隠されていた。そして主人公たちは島を去っておしまい。

 設定は、VR技術と霊的現象を絡めたユニークな発想で、序盤の空気感や島の不気味さ、霊能者の登場など、面白くなる要素は十分に揃っていました。しかし物語の進行がかなりゆっくりで、事件が本格的に動き出すまでに時間がかかる印象でした。VRゴーグルをかぶって引きずり込まれるという展開も1パターンで、せっかくの面白そうな設定が活かされていなかったと思います。

 終盤の“イマジョの大暴れ”に期待していたが、それほど激しい展開はなく、全体的に盛り上がりに欠けてしまいました。怖さもスリルもあまり感じられず、惜しい仕上がりでした。

鑑賞日:2023/10/18 NETFLIX

監督清水崇 
脚本いながききよたか 
清水崇 
出演西畑大吾
生駒里奈 
平岡祐太 
水石亜飛夢 
川添野愛 
當真あみ 
山本美月 
大場泰正 
祷キララ 
吉田妙子 
大谷凜香 
笹野高史 
なだぎ武 
伊藤歩 

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