ドラマ【軍師官兵衛】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 黒田官兵衛と仲間たちの話。

●感想

 織田信長に仕えて荒木村重に捕えられる序盤から中盤は個人的には恐ろしく退屈で、物語は歴史としては激動の動きがあるけど主人公はずっと捕まったりしていて動きがなく。周りの家臣とかがわちゃわちゃしているだけで娯楽性に欠けてると思いました。明智光秀の謀反とかドラマとして盛り上がりそうなのにあっけなく終わったりと、結構あっさり歴史の出来事が描かれてしまうのも不完全燃焼でした。
 秀吉が台頭してきて天下を取るまで、そして秀吉の死があって三成と家康の対立の後半から少し盛り返してきました。弟秀長の死、千利休の切腹と秀吉のブレーキがいなくなって、その役を官兵衛がやるけど。秀吉から無茶な命令されて仕方なく実行したりと苦心する姿はよかったです。官兵衛がした約束を簡単に秀吉は反故にして、勘兵衛の顔に泥を塗ったりしちゃうけど従うしかない辛い縦社会。
 息子長政との対立と修復も見てて面白かったです。あとは石田光成がガッツリと悪役な立ち回りで笑ってしまう配役がよかったです。

 やっぱり画面が明るくてビジュアルが不自然だったり、年を取っているのに老けていかない役者さんだったりが受け付けない日本のドラマでした。
 策士としての何を考えてるのかわからない怖い黒田如水みたいなものが見たかったけど、戦に負けたことがないとかって言ってる割にはそこまでの迫力が伝わってこないドラマで残念でした。
 個人的にはもっと合戦シーンとかが見たかったドラマでもありました。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/01/03 NHK

出演岡田准一
中谷美紀
寺尾聰
竹中直人
江口洋介
柴田恭兵
竜雷太
戸田菜穂
宇梶剛士
内田有紀
春風亭小朝
近藤芳正
勝野洋
谷原章介
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