●こんなお話
幼い時に妹を事故で亡くしていて、それがいまだに傷になっている主人公。赤いコートの女の子の幽霊を見ちゃったりしておびえている話。
●感想
正直、序盤は単調で特に何も起こらず。お化けが出そうか出そうかという引っ張りはあるけど、これまた特に何も起こらない。物語に動きがあるのは、母親の友人が家にやってきたあたりから。
この母親の友人が主人公の後ろを歩く女の子を目撃して「お化けが憑りついている」と宣言するあたりから。
このおばちゃんのお化けをよぶシーンは面白かったです。主人公を呼び出しておいて「もう帰りなさない!」と真相を語らずにおびえはじめるという。絶対怖い、そんなことされたら。
それでいて「おえー!」と水をリバースするという。
そしてこの映画、憑りつかれているから怖い思いをするとかでもなくて、簡単に除霊して終わりという衝撃の映画でした。
それで母親と妹を亡くした湖に行って涙して終わりという。。ホラー映画として恐怖シーンもなく、妹を亡くした親子の哀しみの再生としても、あまりにあっけない映画で残念でした。
☆
鑑賞日:2014/03/25 DVD
リンク
監督 | 篠崎誠 |
---|---|
原作 | 木原浩勝 |
中山市朗 |
出演 | 真野恵里菜 |
---|---|
伊沢磨紀 | |
荒井ひな | |
岩本千波 | |
秋本奈緒美 |