映画【ザ・コール 緊急通報指令室】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 911のオペレーターのもとに誘拐されて車のトランクに押し込まれた少女から電話がかかってきて、何とか救助しようとする話。

●感想

 911のオペレーターという仕事という目新しさで、序盤の仕事の紹介から面白くて興味深く見ることができました。
 そして女の子が誘拐されてプリペイド式の携帯電話からかかってきて、トランクからどうやってサイコパスから逃げようとするのか? それを主人公がオペレーターとしてアドバイスして少女が実行する。それが見つかるか見つからないかというハラハラ感は面白かったです。

 ところが開始60分すぎてから、アメリカ映画の宿命か。主人公がオペレーター室から飛び出して、1人で現場に飛び込んでしまうという。トンネルにわざとらしく自分の携帯をおとしてしまって、圏外になってからトンネルの中に入っていくという。なんで、外で応援を呼ばないのだろう?
 終盤の展開が、ちょっとついていけなくて残念でした。冒頭であった主人公のトラウマを飛び越えるためにとはいえ、いくらなんでも直接的でガックリきてしまいました。
 それに犯人が結構オマヌケで、よく今まで連続殺人できたな? と思えるくらい、結構強引に誘拐しちゃってます。

 けれども、ハラハラドキドキが持続する90分で面白かったです。そして、アメリカって。名前検索するだけで全部個人情報が判明する恐ろしい社会なんだな、と勉強になれる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/03/26 DVD

監督ブラッド・アンダーソン 
脚本リチャード・ドヴィディオ 
原案リチャード・ドヴィディオ 
ニコール・ドヴィディオ 
ジョン・ボーケンキャンプ 
出演ハル・ベリー 
アビゲイル・ブレスリン 
モリス・チェスナット 
マイケル・エクランド 
マイケル・インペリオリ 
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