映画【モテキ】感想(ネタバレ)

moteki
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●こんなお話

 突然モテキが来たと思った男の話。

●感想

 もてない主人公のモノローグが爆笑もので最高でした。可愛い女性が、デートをして手を繋いだりキスをしたりして好きになってしまうけど。その女性には彼氏がいて、途端に連絡がこなくなり。妄想やら嫌悪などの感情が次々に現れていく様子を楽しく見れました。

 長澤まさみさん演じる女性が何を考えているのかわからない前半から中盤までは楽しく見れましたが、後半になって長澤まさみさん側を描くようになってしまうと。途端によくあるパターンみたいな展開になってしまったのが残念でした。何を考えてるのか、何に悩んでいるのかわからない女性のままで描いたほうが面白いと思いました。
 
 主人公を好きになる麻生久美子さんの気持ちを描いているのは、面白くて。1人カラオケを楽しみ、三角関係に悩む女性をこれまた面白く見ることができました。

 ただ、途中に本当に必要なエピソードか? という話もあって。ちょっと長く感じてしまいました。特にクライマックスのフェスは、普通のラブストーリーものになっていて、退屈に感じてしまいました。

 とはいえ、日常に悩む主人公を描いていて。小さな話ですが面白い映画になっていたと思いました。

☆☆☆☆

鑑賞日:2011/09/24 Blu-ray 2014/08/26 Blu-ray

監督大根仁 
脚本大根仁 
原作久保ミツロウ
出演森山未來 
長澤まさみ 
麻生久美子 
仲里依紗 
真木よう子 
新井浩文 
金子ノブアキ 
リリー・フランキー 
ピエール瀧 
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