映画【人狼】感想

Inrang Netflix

●こんなお話

 南北統一された朝鮮半島で反政府組織を取り締まる警察の特殊部隊が公安と内ゲバする話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログから

●感想

 中国と日本が軍国化して、そこにアメリカとロシアも絡まって強国に囲まれて仕方ないから朝鮮半島は統一するけれど。そこに強国が干渉してきて弱体化した朝鮮半島が舞台で、警察の特殊部隊の人狼というのが組織されて、主人公はその隊員で反政府組織をせん滅していて、無関係な少女たちを惨殺した血の金曜日という事件があったらしく。という序盤の設定からややこしく、SFの世界観が難しかったです。

 そんな状況設定が最初に一気に説明されて、最初に光化門でデモに紛れ込んだ反政府組織の襲撃があって、主人公の特殊部隊が反政府組織の地下に潜んでいる人たちを襲撃する。そこで目だけが赤く光って鎧みたいな装備を着た特殊部隊が撃ちまくるというヴィジュアルがかっこよくてよかったです。見た目のかっこよさでひっぱれました。

 そこで女の子が自爆して主人公は休職処分になって、その女の子の姉に会って遺品を渡すために会いに行って本筋が始まります。

 そこから主人公たちの所属する組織と公安との暗闘がメインとなって、そこに主人公とヒロインがその巨大組織に翻弄されたりしていくという。ここらへんの駆け引きがボケっと見ているとわかりにくく、特にヒロインの動きや気持ちがついていきにくかったです。主人公も無表情で何考えているのかわからず、襲撃されてヒロインと一緒に逃げるアクションとか激しくて見せ場となっていますが、ラブロマンスとしてヒロインのために行動したり危機に駆けつけたりする理由みたいなものがこの映画だけではわからず盛り上がりに欠ける2人の気持ちでした。

 アクションものとしても結局、お互いの組織がスキャンダルを起こそうとか尾行してとか盗聴してとか生かしたいのか殺したいのかどうしたいのか難易度が高めの出し抜き合戦でした。

 主人公の上官の訓練教官の行動の動機などもつかみくくていまひとつ盛り上がらないままの140分でした。

 とはい、主人公とヒロインが中盤でタワーで公安から逃げる銃撃戦やクライマックスの主人公1人で鎧を着て、公安の特殊部隊との銃撃戦は迫力がある映画でした。

☆☆

鑑賞日:2021/05/02 NETFLIX

監督キム・ジウン
脚本キム・ジウン
原作押井守
出演カン・ドンウォン
ハン・ヒョジュ
チョン・ウソン
キム・ムヨル
ハン・イェリ
ミンホ
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