映画【イニシエーション・ラブ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 イケてない男の子が女の子と出会って恋人になってつきあうけど、何やら不穏な空気が漂う話。

●感想

 有名な原作で思い込みを利用して最後の最後である事実が判明する面白さで見せていく小説でしたが。映画が始まって最初の30分はある意味驚く展開でよかったです。

 話は何の新鮮さもない展開で、出会いがあって好きだけど向こうはどうなんだろう? とドギマギがあって、結局付き合って。場面が変わって遠距離になって、東京で華やかな人に出会って、そっちに気持ちがいっちゃって、恋人とぎくしゃくして…という展開。

 ここが本編の9割を使うので、ここをよほどの見せ方をしないと退屈になっちゃいそうでしたが。なかなかの退屈さでした。前田あっちゃんのキャラクター性を活かしたヒロイン像なんかはよかったですが、やっぱり話自体があまり面白くなかったのがきつかったです。

 ラストにある事実が判明しますが、「そうだったのかー!」と初見の人はなるのかな? と知りたかったです。けど、親切な解説映像が流れますが、あれがあることによってもう1回見直したくなる気がなくなるのではないかと思いました。事実が判明して森川由加里さ
んの「SHOW ME」が流れて、エンドロールでよかったのではないかと思いました。あのイントロが流れるだけでテンションあがってしまうという。あの曲作った人天才だなと勉強になりました。
にしても、80年代って素敵な曲がいっぱいあるんだなと知ることができる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/05/26 TOHOシネマズ南大沢

監督堤幸彦 
脚本井上テテ 
原作乾くるみ
出演松田翔太 
前田敦子 
木村文乃 
森田甘路 
三浦貴大 
前野朋哉 
森岡龍 
木梨憲武 
手塚理美 
片岡鶴太郎 

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