映画【ドミノ(2023)】感想(ネタバレ)

Hypnotic
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●こんなお話

 娘を探す刑事が人を操る男を追いかけていくうちに真相に迫る話。

●感想

 カウンセリングを受ける主人公。公園で娘から目を離したスキに行方不明になってしまうトラウマがある。カウンセリングを終えて刑事の相棒と銀行の貸金庫を奪われるというタレコミがあって現場へ。監視していると謎の男がいて、彼が喋った相手は言いなりになって行動していく。主人公はすぐに怪しいと見抜いて追いかけて貸金庫に行くと自分の娘の写真がある。謎の男を一緒に追いかけた刑事も謎の男の言いなりになって追いかける邪魔をしてくる。

 凄腕の占い師がいるということで彼女に会いに行く。彼女はけんもほろろに主人公の聞き込みを拒否するけど、謎の男に操られた客に襲撃されて占い師を保護する。占い師は謎の男と自分は同じディビジョンに所属していて超能力を研究している組織だという説明。けど主人公にはその能力が通じないことが判明。

 相棒が操られて襲撃してきて主人公が何とか催眠を解こうとするけど、間に合わず占い師に射殺される。メキシコに逃走してそこで、かつてディビジョンに所属していた男に会って謎の男が秘密兵器ドミノを奪って自らの記憶を消して隠したドミノの居場所を探しているらしいということを話すけど、そのメキシコの男は実は謎の男に変化。街の住民たちを操って襲ってくる。何とか逃走する主人公たち。追い詰められけど主人公が念じると町の住民たちは謎の男を捕まえる。主人公が実は能力者だったことがわかる。

 主人公たちはハッカーで元ディビジョンの男に会いに行って、ディビジョンのデータベースに入る。主人公がこっそり端末をいじると主人公の娘も能力者で娘こそが兵器だということがわかって、占い師が元妻だったという。そして今いる部屋が変化して、ディビジョンに囲まれている。

 ディビジョンから自分の娘が兵器にされることを危惧して主人公が娘をどこかに隠して自分の記憶を消して、主人公に催眠術をかけて娘の居場所を探っていたことがわかる。そのために主人公を刑事役にして銀行強盗からメキシコへの逃走からという幻覚を見せていて12回シナリオを繰り返して聞き出そうとしていたけど失敗していた。そしてまた記憶をリセットさせられてもう一度刑事のシナリオを行うけど、主人公はみんなの監視を突破して車で逃走。

 娘を隠してた場所へ行ってディビジョンも追いかけてきて隠し場所の家を取り囲む。主人公と娘が出てきて娘が超能力を発揮してディビジョンを操って同士討ちさせる。娘を救うにはディビジョンを壊滅させるしかないということで娘が成長してから能力を発揮させる主人公夫婦の計画だったのが判明。壊滅させて主人公家族だけ生き残るのでしたという。

 90分ちょっとの短さで次から次に何が起こっているのかわからない中、次第に明らかになっていくのとか興味が続いて飽きることはなかったです。

 ただ真相が明らかになると正直だんだん馬鹿らしく感じてしまうところがあって、ディビジョンの正体が明らかになってすべてが明らかになってからもう一回やるというのとかもハリボテのセットの中、ゴルフカートで演じるというのとかオマヌケに見えるのとかは意図的なのだろうかと戸惑ったり、監視カメラがいっぱいの中、簡単に逃走を許す組織。

 あんまり親子の再会で感動を感じることはなかったですが、こんくらいでちょうどいい映画で楽しめました。 

☆☆☆

鑑賞日:2023/10/30 TOHOシネマズ海老名

監督ロバート・ロドリゲス 
脚本ロバート・ロドリゲス 
マックス・ボレンスタイン 
原案ロバート・ロドリゲス 
出演ベン・アフレック 
アリシー・ブラガ 
ウィリアム・フィクナー 
J.D.パルド 
ハラ・フィンリー 
ダイオ・オケニイ 
ジェフ・フェイヒー 
ジャッキー・アール・ヘイリー 
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