映画【人のセックスを笑うな】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 美術大学の学生さんと教師がチュッチュチュッチュして好き好きになったかと思いきや、教師さんに旦那さんがいて、目の前から消えてしまってあたふたする話。

●感想

 ぼそぼそと喋ってかつ長回しを多用していて、ストーリーも130分も使って描く内容ではないので好き嫌いが完全にわかれる映画だと思いました。映画は省略の芸術だと思っている僕には、最初から最後までお芝居を延々と見せられるのはちょっときつい内容でした。

 酔っぱらったヒロインを車に乗せて送っていったら、その女性が大学の講師でその人の授業を受けているうちに好き好きになったと思いきや、ヒロインには普通に旦那さんがいて、さらには突然主人公の前から姿を消してしまって悶々とする日々。大学仲間から心配されたり馬鹿にされたりしつつ。
 この時のメインの役者さんみなさん素晴らしくてどうやってカメラがそこにないかのようなお芝居をしているのか気になってしまいました。

 ただやっぱりこの内容で130分は長くて特に後半はただただ長回しがきつくて、どういった効果を引き出してるのかわからなかったです。

 とはいえヒロインの永作博美さんの悪魔のような笑いはステキすぎるし、蒼井優さんも主人公を見守る脇役として最高の存在感でした。

☆☆

鑑賞日:2014/08/23 Hulu

監督井口奈己 
脚本本調有香 
井口奈己 
原作山崎ナオコーラ 
出演永作博美 
松山ケンイチ 
蒼井優 
忍成修吾 
市川実和子 
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