映画【ヘルボーイ(2019)】感想(ネタバレ)

hellboy2019
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●こんなお話

 ヘルボーイとか魔女とかが暴れる話。

●感想

 首や胴体がひきちぎれて内臓が飛び出すゴア描写が凄くてハリウッドのアメコミのメジャー映画でここまで容赦のない描写は凄かったです。

 ただ、話の構成がキャラクターが登場するたびに回想が挿入されて異様にテンポが悪くて120分が長く感じました。それでいて台詞での説明がメインのため、余計に飲み込みづらくて各キャラクターの行動の動機がわかりにくく、今何をしているのかが分からなかったです。仲間が登場しては回想、敵が登場しては回想の繰り返しでした。アーサー王や黙示録とかをイギリスの神話とかが頭に入っていないとヘルボーイの出征の秘密が云々とかどうでもいい真相で退屈でした。

 アクション映画としても巨人との戦いがテレビゲームみたいな映像だったのが面白いくらいで、敵の豚の怪物との戦いとかもそれほど新鮮なものでもなく、しかも倒し方に何のカタルシスもなく。さらにボスである魔女の倒し方も全く持ってカタルシスがないのでアクション映画として面白さを感じることが出来なかったです。すべてが終わってエピローグでシベリアで主人公と仲間たちが大暴れするワンシーンが唯一盛り上がるところでした。

 ただただ予言や運命と喋り続ける占い師とか霊媒師とか王様とかを呆然と見つめる退屈な時間が多かったです。

 【LOST】や【24】のダニエル・デイ・キムがメインのキャラクター出ているという海外ドラマファンとして配役が嬉しい映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2019/10/01 TOHOシネマズ川崎

監督ニール・マーシャル 
脚本アンドリュー・コスビー 
原作マイク・ミニョーラ
出演デヴィッド・ハーバー 
ミラ・ジョボビッチ 
イアン・マクシェーン 
サッシャ・レイン 
ダニエル・デイ・キム 

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