映画【ヘクトパスカル 疼く女】感想(ネタバレ)

Hekutopasukaru: Uzuku onna
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●こんなお話

 九州の小さな漁港で葬儀屋を営む未亡人のもとに青年がアルバイトで働き始めて、そこで未亡人が嵐が近づくと男を欲しくなってしまうという異常体質であることがわかって…な話。

●感想

 常に雨が降っていて狭い人間関係の閉塞感が伝わってきて息苦しいのが見ていて面白かったです。

 ただ主人公の異常体質という突飛な設定が上手いこと料理できていないのではないかと思いました。途中に出てくる誰とでも寝る友達みたいな人とのHシーンも唐突だったりして、エロスドラマとしてなぜその流れで絡みが入るのかが見てると情念みたいなものをもっと見たかったです。ロケ地とかはすごくよかっただけに、主人公がかつて青年の父親と寝ていて、今はその息子と寝ているという設定とかのよさがよくわからなかったです。

日活ロマンポルノとかで似たような設定があるような気がするし、日活ロマンポルノのほうがもっと深いところを描いているように思えてしまいました。これだったら、もっとガンガン絡みを入れて突っ切ったほうがよかったと思いました。

☆☆

鑑賞日: 2015/11/09 DVD

監督亀井亨 
脚本亀井亨 
港岳彦 
出演穂花 
内田亮介 
幸将司 
里見瑤子 
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