映画【エージェント・マロリー】感想

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●こんなお話

 主人公の女性が男たちをボコボコにしていく話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 冒頭、とあるダイナーで誰かを待っている主人公の女スパイ。そこにやってきた男と会話をしてると、いきなり始まる格闘シーン。引きの映像で会話から格闘へと移行するツカミはバッチリでした。
 そこにたまたま居合わせた若者を連れて逃走して、そこから何があったのか話して回想が始まる。

 濡れ衣を着せられ追っ手のスパイたちの追跡を逃れながら黒幕を探す90分ですが、話だけだとよくあるハリウッドのスパイアクションですが。この監督さんらしくお決まりをハズして作ってあって、それがこの映画独特の雰囲気を作っていてよかったです。
 派手な銃撃戦なんかは一切なくて、ひたすら重たい格闘の連続。尾行されたりするのも追っ手を寄りで映すことなく、主人公なめの遠くで追っ手を映して観客にわからせたり、屋上でのチェイスシーンで普通にミスって落っこちて呼吸できなくなったり。あまり見た事のないスパイ像で新しかったと思います。それがリアルさを出していました。

 自分をはめた黒幕がわかるラストですが、作り手はおそらくそこはどうでもいい感じにしていて普通にただの説明にしてしまっている。黒幕が判明するというこういうお決まりのシーンをあっさりと描いてる。だもんで、よくあるハリウッド映画を期待すると肩すかしを感じてしまうかもしれません。あえてそういう風にしているのだと思います。それは、映画全編を見ると全部ハズして作られているのでわかります。
 クライマックスの敵役とのバトルも、何故か海岸に来た敵役と地味に殴りあうという。何でここに来たんだ敵役、と。盛り上がる音楽とかもなく、ひたすらゴツゴツ殴るだけでめちゃ地味です。
 
 ただ、主人公はさっき出会った若者に自分の素性や出来事を簡単に話してしまうのは何故なんだろう? スパイ失格ではなかろうかと。それにその若者、途中でいつの間にかいなくなってしまうので、物語の必要性とし果たしているキャラクターだったのか。それに、豪華俳優陣が主人公にボコボコにやられるのを楽しみにしてたらやられる人は少なくて残念でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2013/03/14 Blu-ray

監督スティーヴン・ソダーバーグ 
脚本レム・ドブス 
出演ジーナ・カラーノ 
マイケル・ファスベンダー 
ユアン・マクレガー 
ビル・パクストン 
チャニング・テイタム 
マチュー・カソヴィッツ 
マイケル・アンガラノ 
アントニオ・バンデラス 
マイケル・ダグラス 
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