映画【淵に立つ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 町工場を営む家族の何やらワケありの男が住み込みで働くことになって、家族が大変なことになる話。

●感想

 娯楽映画とは対極のところにある映画で、前半から中盤までしか出てこない浅野忠信さんの不気味なキャラクターで彼が何を考えているのかわからないところに魅力を感じる話でしたが。説明が全くないので、過去にお父さんと浅野さんの間に何があったのか? 奥さんと浅野さんの距離が縮まるのが早すぎやしないか。最初は嫌がっていたのに、娘さんにピアノを教えただけであっという間に好意を持ってしまうのは違和感でしかなかったです。

 中盤で娘さんにある事件が起こって、時間が8年後に飛んで。その後の生活が描かれていきます。新たに働いている青年が浅野さんの息子だというのが判明して、浅野さんを探すことになりメンタルが弱くなった奥さんが幻覚を見て…。という120分で自分はこの映画を見て何を感じ取ればいいのだろう? と難しい作品でした。

☆☆

鑑賞日: 2017/06/17 DVD

監督深田晃司 
脚本深田晃司
出演浅野忠信 
古舘寛治 
筒井真理子 
太賀 
三浦貴大 

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