映画【ハード・ターゲット】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 人間狩りをする悪人を回し蹴りでやっつけるヴァンダムの話。

●感想

 90年代のハリウッド映画らしい大味のアクション満載で100分間楽しめる映画でした。
 
 まず富裕層がマンハントをしているという設定からして無茶苦茶で、結構ド派手に殺害シーンが用意されていますが。警察や一般市民は消えて存在しないことになっています。

 父親を探すヒロインに協力することになる船員の主人公ですが、何故か無茶苦茶強いです。主人公が拳銃一つで何十人を相手に戦って向こうは何十発と撃ってるのに弾丸は当たらないですが。主人公が百発百中で、どんな不利な状況でも負けないんだろうなという安心感で見ることができました。バイクに立って、そのまま向かってくる敵の車に激突して爆破させるなんてシルクドソレイユみたいなことになってます。

 話の求心力は弱くて、ヒロインが話の途中から全く必要のない人物になってしまってただのお荷物になってしまっているし。そもそも敵の組織の大きさとかもよくわからないし、今までよく成立していたなと思ってしまうものでした。

 とはいえ、無駄に1人に対して弾丸を撃ち込み更に廻し蹴りをしてとどめをさす主人公がかっこよかったです。敵のボスもどんなに追い込まれても余裕なのがカッコいいんだかかっこ悪いんだかがわからないのがよかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2013/02/24 DVD

監督ジョン・ウー 
脚本チャック・ファーラー 
出演ジャン・クロード・ヴァン・ダム 
ランス・ヘンリクセン 
ヤンシー・バトラー 
アーノルド・ボズルー 
ウィルフォード・ブリムリー 
ウィリー・カーペンター 
キャシー・レモン 
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