映画【舞妓Haaaan!!!】感想(ネタバレ)

haaaan
スポンサーリンク

●こんなお話

 舞妓さんと野球拳がしたいサラリーマンのドタバタの話。

●感想

 阿部サダヲさんらしいハイテンションなお芝居で引っ張る作品で、それが合わないとなかなかきつい120分になりそうな作品でした。大声で叫んで変な顔をして、それにSEがつく。というのが騒々しくて、冒頭で主人公がやっているサイトで顔が見えない相手である堤真一さんとのネット上でのやりとりだけで疲れてしまいました。ただただ騒々しいだけに感じました。

 京都へ異動になって、そこで新しいカップめんを開発してというシーンは面白くてサラリーマン映画として楽しめるのかなと思いきや、そこはそこだけのシーンであって意味はなく、あとはもう場面場面で面白いことが起こって、野球選手になったり格闘家になったり政治家になったり何でもありでコメディ映画なのでリアリティとかは全く気にしないでいいとは思いますが、話がどこに向かっているのかつかみにくかったです。主人公の行動の動機はわかりすいのに、ラストでいきなりの日本映画的な恋愛話に急にシフトしてしまうのでハイテンションでずっと疲れていたところをいきなり展開がストップしてしまう印象でした。

 これを見て京都っていい場所だな、舞妓さんの魅力が伝わってくるかと思えばそうでもなく。そういった意味で残念な映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2017/01/13 Hulu

監督水田伸生 
脚本宮藤官九郎
出演阿部サダヲ 
堤真一 
柴咲コウ 
小出早織 
京野ことみ 
酒井若菜 
北村一輝 
植木等 
木場勝己 
真矢みき 
吉行和子 
伊東四朗 

コメント

タイトルとURLをコピーしました