映画【60セカンズ】感想(ネタバレ)

Gone in Sixtyseconds
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●こんなお話

 弟を人質にとられた元車泥棒がまた車泥棒をする話。

●感想

 車の盗みを無理やりやって警察に追われるところから始まって、主人公が子どもにレースを教えているところに昔の仲間がやってきて弟が無茶やって依頼主を怒らせたので主人公に盗みを依頼する。

 主人公は盗みから足を洗ったから断って依頼主に会って弟を返してくれと頼むけど、当然無理で元凄腕の車泥棒の主人公が一晩で50台の車を盗むことに。

 主人公は旧知の仲間たちを集めていく。そして主人公が街に戻ってきたということでこれまた旧知の仲の刑事が主人公をマークして尾行したり張り込みにしたりしつつ。

 決行する一晩で次々に盗みをしていくけど弟がやっぱり足を引っ張ってピンチを作ったりしつつ、ラスト1代を主人公が盗んで警察とチェイスして逃げて、依頼主に渡すけど殺されそうになったところを弟や仲間が助けて、依頼主も高いところから突き落とされて仲間たちと平和に暮らしましたでおしまい。

 いっぱい車が出てきてエンジン音が聴けてそれだけで満足度が高かったです。映像も綺麗でかっこよかったです。

 ただせっかくロバート・デュバルやウィル・パットンにヴィニー・ジョーンズと面白いキャストが揃っているのにチームプレイものとしての面白さがあまりなく、ほとんどニコラス・ケイジのドライブテクニックだけで危機を突破していくのとかがイマイチな印象でした。それに一晩で50台盗む難しさみたいなものは一切なく、あっさりと作戦が進んで行って最後の最後にカーチェイスを少ししておしまいというだけなので、だいぶあっさり風味の120分なのでした。

☆☆☆

鑑賞日:2023/05/28 Disney+

監督ドミニク・セナ 
脚本スコット・ローゼンバーグ 
出演ニコラス・ケイジ 
アンジェリーナ・ジョリー 
ジョヴァンニ・リビシ 
デルロイ・リンド 
ウィル・パットン 
クリストファー・エクルストン 
チィ・マクブライド 
ロバート・デュヴァル 
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