映画【ゴジラ対メガロ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 人類の核実験に怒った海底人が怪獣を地上に送り出して、ゴジラとかと戦う話。

●感想

 海底人が暴れさせるメガロのデザインはなかなかかっこよくて、カブトムシみたいな見た目はよかったです。

 よかったのはそこらへんくらいで、ダメな部分ばかりが目に入ってしまって入り込めない映画でした。

 主人公は男性の大人2人と子ども1人ですが、子どもが「おにいちゃーん」と呼んでいて親子かと思ってたら兄弟の設定に驚きです。主人公が開発したロボットのジェットジャガーを海底人が狙って盗聴器を家に仕掛けてきますが、なぜか家の中を荒らしているのが謎でした。途中に入るゆるいカーチェイスも一体何の意味があったのだろうか。この海底人たちもオマヌケで、1人はトラックの運ちゃんにトラックから突き落とされ、もう1人は主人公たちに飛行機のラジコンみたいなのを激突されて血を流してもみあいになり、その後、メガロが飛んでいたところを岩が当たって潰されるという意味がよくわからない死に方をしていました。

 メガロも飛んでたと思ったら地上に降りて、奇妙なジャンプで動き回っていました。ジェットジャガーなるロボットもゴジラに手旗信号みたいなのでメッセージを送って、怪獣島にいるゴジラを読んだりします。そしてゴジラと握手までします。そして突然、巨大化したと思ったらまた人間サイズに戻ったりします。

 後半20分以上ある怪獣プロレスもまさにプロレスで見るに堪えなかったです。どこの場所で戦っているのか地理もわからないままドロップキックで空を飛ぶゴジラをむなしい気持ちのまま見つめていました。

 正直、シリーズ屈指の退屈さの映画だと思ってしまって哀しい気持ちになったまま歩きながら立ち去るジェットジャガーを見つめて終わりました。

☆☆

鑑賞日: 2016/12/08 Hulu

監督福田純 
特殊技術中野昭慶 
脚本福田純 
原作関沢新一
出演佐々木勝彦 
川瀬裕之 
林ゆたか 
ロバート・ダンハム 
冨田浩太郎 
大月ウルフ 
中島元 
三上左京 
池田芙美夫 
森幹太 
ロルフ・ジェサップ 

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