映画【学校】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 夜間中学の先生と生徒たちの授業と授業外の様子の話。 

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログより

●感想

 夜間中学というモチーフが面白くて、いろんな世代、国籍問わず勉強する教室というのをあまり見たことがなかったので新鮮な気持ちで見ることができました。 

 映画の前半から中盤は授業で作文を書く現在から生徒1人1人の回想で主人公の先生とそれぞれの生徒のエピソードが串団子式に描かれていって、退屈に感じてしまいました。しかもそれぞれのエピソードがTHE松竹というかTHE山田洋次な展開で特に若者たちの描かれ方が違和感いっぱいに感じました。1993年の若者としてもこんな人たちいるのかと思ってしまう昭和感でした。けどその古臭さがこの映画にはそれはそれであっているのかなとも納得してしまう世界観なのも山田洋次作品のブランド力なのかなとも思いました。 

 個人的に面白くなるのは、在日コリアンのオモニ、日本社会になじめない中国人、不良などのエピソードが終わって、田中邦衛さん演じるイノさんが入学から勉強して字を覚えて好きな先生に手紙を書いて…。というイノさんと先生のエピソードになってからがやっと物語にエンジンがかかる感じでした。 

 この映画のクライマックスであるラスト20分ほどの「幸せってなんだ?」をみんなで話し合うシーンは名場面でここだけでも学校の授業で使えるのではないかという名場面だったと思います。人間の幸福について確認させてくれるディベートでした。 

 これぞ良い学校教育というのを見せてくれて富田勲先生の音楽も作品の雰囲気を盛り上げてくれて楽しい120分でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/10/04 NETFLIX

監督山田洋次 
脚本山田洋次 
朝間義隆 
原案シナリオ廣澤栄 
出演西田敏行 
竹下景子 
萩原聖人 
中江有里 
神戸浩 
裕木奈江 
渥美清 
笹野高史 
すまけい 
田中邦衛 

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