映画【FURY/フューリー】感想(ネタバレ)

fury
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●こんなお話

 第二次大戦のドイツで戦車に乗って戦う男たちの話。

●感想

 戦車そのものをフューチャーしている映画はあまり見たことなくて、どうやって操縦してどうやって大砲を撃って。という動きを見てるだけで面白いです。
 そしてドイツ軍の戦車戦も迫力あって凄かったです。全員で今日協力してチームワークで動かす戦車。

 ベテラン隊員たちのところに若造が配属されて、彼らが戦争に染まりきっていて、平和な日々を送っていた青年には耐えられない戦場。人殺しがヒーローな世界が見ててかなり辛かったです。
 殺し合いをしている人たちを見て、何でこんなことしてるんだろう。とただただ辛い。

 新兵目線でブラピさん演じる歴戦の猛者たちを見つめていって、彼らが何を考えてるのかわからないけど。しだいに未来ある若者たちには自分たちみたいになってほしくないという気持ちがわかってくる構成がよかったです。

 絶対に勝てそうにないドイツの戦車とのバトルとかは面白かったですが、それも1回だけで。クライマックスなんかは、物量で攻めてくる相手にどうやって不利な状況から知恵や経験で戦うのかと思いきや、ただ撃ちまくるだけってのが盛り上がらなかったです。そりゃ、真正面から撃ちまくるだけじゃ押されまくるよ、と冷めた感じになるクライマックスでした。

 とはいえ、狭い戦車でタバコ吸って大丈夫なんだと勉強になって、戦車をモチーフにした映画をあまり見たことがなかったので面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/11/29 TOHOシネマズ南大沢  2016/08/25 Blu-ray

監督デビッド・エアー 
脚本デビッド・エアー
出演ブラッド・ピット 
シャイア・ラブーフ 
ローガン・ラーマン 
マイケル・ペーニャ 
ジョン・バーンサル 
スコット・イーストウッド 

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