●こんなお話
日本人の顔してるけど西洋人ぽい格好をした人たちが賢者の石を探す話。
●感想
冒頭のいかにも子役子役したお芝居をする子役たちを見てゲンナリするスタートでした。それからも主人公が逃げる男を追いかけるチェイスシーンがあって、その他大勢の人たちのお芝居が演劇的な大げさなものが続くのでこれまたどういう気持ちで見ていいのかわからなかったです。
やっぱりどう見てもコスプレをした人たちにしか見えなくて、そこに生活感やリアリティが一切ないのでこの人たちが賢者の石を見つけようが見つけまいがどうでもいい展開が終始続きました。そのため黒幕が明らかになろうが誰かが死のうが知ったこっちゃない映画でした。
主人公は弟の身体を治したいが行動の動機でそこで賢者の石を巡っての陰謀があったりしますが、その石を巡る旅も大して面白くもなく、唐突に兄弟げんかが始まったり、ヒロインは主人公の義手を直す役らしいけど、何で旅に一緒について行ってるのかとかわからず。軍人たちも無能さが目立つだけだし、カタキ役の人造人間たちは現れて主人公以外をやっつけてはその場を去るのを繰り返すだけで謎の行動だけが気になってしまいました。
クライマックスのゾンビみたいな兵隊も人間を喰らう怖いキャラクターなのかと思いきや、1人を襲ったらあとは主人公たちを襲わずになぜか扉から外に出ていったりと何がしたいのかわからなかったです。しかもノロノロと歩くだけでめっちゃ弱いという。何で天井につるされてボトボト落ちてきて目覚めるというのも、せっかくの兵隊が傷ついてしまうのではないかと心配する設定でした。
主人公はそんなに戦わないのもカタルシスが少ない要員の1つだったと思いました。
☆
鑑賞日: 2018/07/05 Blu-ray
リンク
監督 | 曽利文彦 |
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脚本 | 曽利文彦 |
宮本武史 | |
原作 | 荒川弘 |
出演 | 山田涼介 |
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本田翼 | |
ディーン・フジオカ | |
蓮佛美沙子 | |
本郷奏多 | |
國村隼 | |
石丸謙二郎 | |
夏菜 | |
佐藤隆太 | |
小日向文世 | |
松雪泰子 |
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