映画【野火(1959)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 肺病の主人公が、分隊では面倒見きれないから病院へ行けと指示されるけど、病院でも追いかえされて…。兵隊たちが極限状態に近づいていく話。

●感想

 ただただ重くて、暗い内容でした。主人公は放浪して、そこで出会う仲間たちが集まってきては死んでいき、集まっては死んでいき。そんな中を主人公は飄々としたリアクションで過ごしていくけど、そこで映し出されるのは異常状態。狂った人たちを見ていくと、自分まで狂ったかのようにならないように歩き続ける主人公。

 あちこちで上がる煙は地元民がトウモロコシを燃やしているものだとわかって、それを目指して歩き始める。

 中盤からは映像も美しくなってきて自然の綺麗さと人間の恐ろしさ、生きることの辛さとかが対比されていてよかったです。

 名作とは思いますが、やっぱり最初から最後まで重たくて辛い映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/08/13 DVD

監督市川崑 
脚色和田夏十 
原作大岡昇平 
出演船越英二 
ミッキー・カーチス 
月田昌也 
杉田康 
浜口喜博 
滝沢修 
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