映画【ファインディング・ドリー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 忘れっぽいドリーが生き別れた両親を探すために海洋研究所でおおわらわな話。 

●感想

 さすがのピクサー作品で見せ場見せ場の連続で飽きさせない作りになっていてすごかったです。 

 ただその見せ場の連続がもはや何でもあり状態になっていて、単純に物理的移動などでハラハラドキドキさせる設定になっていますが、もはや魚という設定は関係なくなっていて、空を飛んだりクジラが水槽を逃げ出したりタコは完璧な擬態をしたりラッコは道路の前に並びだしたり噴水で移動したり、そしてしまいには車を運転しているタコの姿を見てもう真面目に見てはいけない映画なんだとテンションが下がっていきました。やっぱり子ども向けというくくりなのか見せ場を連発させて飽きさせないようにはなっていますが、目の前で起こることは荒唐無稽になってしまっていて残念でした。主人公たちがどうなろうが知ったこっちゃなくなっちゃう構成でした。 

 ひたすら今度はあっちだ! 次はあっちだ! いやこっちだ! と移動で見せるアクションシーンの連続のつくりは面白いですが、いかんせん単調で眠気が襲ってきてしまう作品でピクサーブランドの格付けがまたしても下がってしまって哀しい気持ちになる続編でした。 

☆☆

鑑賞日: 2016/08/09 TOHOシネマズ川崎

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