映画【007 スカイフォール】感想(ネタバレ)

skyfall
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●こんなお話

 MI6のボスに対して子分たちが愛憎入り乱れて戦う話。

●感想

 このシリーズ恒例の冒頭のアクションのツカミは今作ではトルコのバザーでのチェイスや列車アクションと派手な見せ場からの主題歌どーん! でしかもこの主題歌とオープニングクレジットが最高にかっこよくてテンションの上がるスタートでした。

 上司のMが任務の為に主人公の命を顧みずに負傷してしまってもMに恨みがあって失踪してもMI6のピンチにかけつける主人公。一方のカタキ役は元MI6職員で拷問を受けてからMを恨んでいるというMに対しての愛憎が対照的の対をなっている主人公とカタキ役の構図も楽しかったです。

 映像もかっこよくて上海で殺し屋とのアクションも背景のネオンの光やマカオの夜景などもめちゃくちゃカッコよくてそれを見るだけで自然とテンションが上がりました。

 捕まった敵の狙いが実は…。という陽動的な展開もよくある展開っちゃよくある展開ですが、してやられた感があるのも楽しかったです。

 ただクライマックスは【刑事ジョン・ブック】的な流れの中、今までの派手さとは一転しておじいちゃんおばあちゃんたちが戦うというのも一気に小さい戦いになってしまって、しかもなぜ主人公とおじいさんおばあさんの3人だけが武装集団に勝てたのか? とかのロジックがあんまりわからず、普通にドンパチして普通に勝っちゃうみたいなのもカタルシスが少ないクライマックスでした。

 ただボンドガールの存在が薄いのと007全体がこんなカッコつけてたっけ? とかも思わなくはないですが、楽しいスパイアクションでした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2012/12/03 Blu-ray 2019/08/21 BS-TBS 2020/12/05 BSーTBS

監督サム・メンデス 
脚本ニール・パーヴィス 
ロバート・ウェイド 
ジョン・ローガン 
出演ダニエル・クレイグ 
ハビエル・バルデム 
ベレニス・マーロウ 
ナオミ・ハリス 
レイフ・ファインズ 
アルバート・フィニー 
ジュディ・デンチ 
ベン・ウィショー 

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