映画【ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅】感想

☆☆☆

●こんなお話

 【ハリー・ポッター】版【メン・イン・ブラック】な話。

詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログより

●感想

 ハリウッド映画の大作らしいCGの映像は凄かったです。主人公とカバンを入れ違えたことによるパン屋を開くことを夢見る人間のおじさんなんかも魅力的でした。彼と良い感じになる女性との雨の中のキスシーンは、この映画の1番の名シーンだと思いました。 

 ただ問題は主人公に魅力がなくて、常におどおどしていて自分でも「ボクは他人をイライラさせる」と言ってるくらい、これといって何もしないです。何でカバンが簡単に開いちゃうのだろう? もっとちゃんとしたカバンに入れていたらこんな騒ぎにならないのではなかろうか? と思ってしまいました。 

 主人公のミスでニューヨークに魔法動物が逃げ出して大騒ぎになりますが、魔法動物というのも光るものが好きというモグラみたいなのだけは唯一描かれるくらいで、そのほかの動物たちは全く描かれないので、どういう特徴で何匹逃げ出してとかが必要最低限しか説明がないので捕獲作戦が描かれても全く盛り上がることがなかったです。 

 それと同時進行で魔法省のゴタゴタが描かれますが、これも主人公はあまり関係ないところで事件が起こっているため主人公の魅力がわかりにくく、そんなことよりもパン屋の人間とヒロインの妹との恋のほうが魅力的に見えてしまいました。そんな人間も魔法省のゴタゴタとは関係のない人物なので活躍の場があまりないのも退屈の原因でした。それに恋模様ってもいつの間に2人が好き好きになっていたのかもわからず、いきなりのキスシーンってのも戸惑いました。 

 コリン・ファレルは一体何者で何がしたかったのかとかこの映画だけ見てもよくわからなかったです。コリン・ファレルから○○になるというのは、映画を見ていて声を出して驚くような変身で、そういう情報を出さなかった宣伝チームは素晴らしい仕事をしたと思いました。っても正体がわかっても、彼はいったい何者? と原作を知らない人から見たら謎の人物でした。 

 人間のことを「マグル」って言ったり「ノーマジ」って言ったかと思えば、普通に「ヒューマン」って言ったりと普通に「ヒューマン」って言ったらだめなのかな? と原作ファンでもなんでもない人から見たら不思議に思ってしまう映画でした。そして主人公の魔法動物集めより人間のパン屋さんのその後のほうが見てみたいと思ってしまう映画でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2016/12/08 TOHOシネマズ川崎

監督デイビッド・イェーツ 
脚本J.K. ローリング
出演エディ・レッドメイン 
キャサリン・ウォーターストン 
ダン・フォグラー 
アリソン・スドル 
エズラ・ミラー 
サマンサ・モートン 
ジョン・ヴォイト 
カーメン・イジョゴ 
コリン・ファレル 
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