映画【家族X】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 家族崩壊の話。

●感想

 サラリーマンのお父さんがいて、専業主婦がいてフリーターの息子がいる。そんな家族の朝の様子からスタート。ところが、この家族見てると様子がおかしく家族同士の会話がほとんどなく、不穏な空気が漂います。見ていると特に奥さんがおかしく、綺麗にランチョンマットをそろえたり洗った食器をぴったり揃えたり、料理するときにミリ単位で食材を用意したりと細かすぎて不気味です。

 父親は会社で窓際族でリストラの危機になっていて誰も相手していない。物語が進むと同僚に誘われてご飯に行くのかと思いきや、カプセルホテルに連れて行かれる。ここで泊まらずに帰る父親ですが、ここで同僚の姿を自分と重ねて見たことにより家へと帰る。
 息子はバイトをいろいろやっていて、引っ越しのバイトのときにある家族の引っ越しをするそれを見て、いつも通り帰っていく。

 この家族がおかしいという象徴として飲料水の容器が出てきますが、これを設置したのに中盤で中がコケだらけになっていくので描かれてるのが印象的でした。

 家族の再生を描いてますが、どこかで見たことあるものばかりで新鮮味がなくちょっと退屈でした。

☆☆

鑑賞日:2013/02/26 DVD

監督吉田光希 
脚本吉田光希 
出演南果歩 
田口トモロヲ 
郭智博 
筒井真理子 
村上淳 
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