映画【アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 狙っていたテロリストが一堂に会している建物をドローンで攻撃しようとするけど、すぐそばに女の子がいるために攻撃するべきかしないべきかイギリス人たちが悩む話。

●感想

 みんな会議室や作戦室でカメラの映像をみつつ攻撃するべきかしないべきかをディベートしていて、ほとんど現地で見ている人がいないのが現代の戦場といった感じで、映画も舞台劇のような映画でした。 

 何年も追いかけていたテロリストを見つけてしかも自爆テロをしようとしているらしくて、このままだと何十人もの被害者が出るからドローン攻撃しようとするけど、すぐそばでパン売りの少女が売り始めちゃったものでだから、攻撃する派としない派で緊張感を引っ張る100分で息苦しかったです。命令する軍人、ドローンを操作するパイロット、周りの意見を聞きまくる政治家、現地で監視する人たちを交互に見せていき緊張感高まる演出だったと思います。 

 何とか少女を現場から引き離そうとしたり、被害の確立を無理やり下げる作戦を練ったりとあの手この手で撃つか撃たないかのサスペンスを盛り上げてくれました。 

 ただ終わったあとはやるせない気持ちになりましたが、これといった予想外の答えはなくて当然の結末になっただけであまり面白さを感じることのないオチでした。 

 とはいえ、100分間をずっと1つの答えを出すのに揉めに揉める映画で楽しかったです。 

☆☆☆

鑑賞日: 2017/10/01 Blu-ray

監督ギャヴィン・フッド 
脚本ガイ・ヒバート 
出演ヘレン・ミレン 
アーロン・ポール 
イアン・グレン 
フィービー・フォックス 
モニカ・ドラン 
アラン・リックマン 

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