映画【楽園追放-Expelled from Paradise-】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 人々は人類自ら作った楽園の電脳世界に暮らしていて、そこにハッキングがあったので保安部の調査員の主人公が地上に降り立って調査を始める話。

●感想

 アニメーションらしいロボットや少女キャラクターが出てきて縦横無尽に活躍するのでアニメらしくて面白かったです。

 ただ話の方が開始1分から専門用語の連発で誰が何をする物語なのかサッパリついていけなかったです。
 どうやらこの世界は人類が作ったものらしくて、主人公が生身の人間として地上に降り立って、現地の人とバディものとしてハッカーの正体を探っていくのはわかりました。けど、ハッカーまで糸をたぐっていく展開になっていると思いますが。どうして主人公たちが今その場所にいてどこに向かっているのかついてけなかったです。ここら辺はアニメーションに日頃から接していれば大丈夫なんだと思います。個人的にこの人たちは何を喋っているんだろう? となってしまいました。

 そしてハッカーの正体がわかって、主人公たちが今までの立場や考え方に葛藤して答えを出して、結果、そこからアクションシーンが始まりますが。このクライマックスのアクションも個人的には画面がチカチカして何が起こってるのかわからず盛り上がらなかったです。爆音だけが印象に残りました。
 今の気持ちや状況を全部セリフで説明してしまうので、もう少しアニメーションのヴィジュアルで引っ張っててほしかったです。

 人類が作った楽園の電脳世界が果たしてそれが幸せなのか? 音楽を楽しむ人工知能のほうが人間らしいのではないのだろうか? と文明社会批判なんかもこれまたアニメーションらしくてよかったです。

☆☆

鑑賞日: 2014/12/08 新宿バルト9

監督水島精二 
演出京田知己 
モーション監督柏倉晴樹 
脚本虚淵玄 
原作ニトロプラス 
東映アニメーション 
出演(声)釘宮理恵 
三木眞一郎 
神谷浩史 
林原めぐみ 
高山みなみ 
三石琴乃 

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