映画【曇天に笑う】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 イケメンたちが着物きたりナチスっぽい制服着たりしているのを愛でる話。 

●感想

 冒頭での長回しとかは気合が入っていて楽しいツカミでした。それにキャストを見ればどの層をターゲットにしているのかははっきりしているので、そういった面では成功していると思いました。 

 ただいきなりナレーションで天地人を一気に説明するので、その説明が頭に入ってこないといきなり置いてけぼりをくらう話運びでした。 

 主人公たちとオロチなるのを甦らせようとする忍者軍団とそれを阻止する国家の人たちと三つ巴的な話になりますが、90分という短い時間だからか圧倒的に描かれ方が不足していて、どうしてそういう行動をとるのか謎すぎてついていけなかったです。 

 オロチ復活の為にはどんなことでもする! 的な感じだったのに、主人公の弟が関わっているのを知ると途端に考えを変えて主人公と共に行動するという。主人公も主人公で背中をさっき刺されて動けなかったのに、次のシーンでは普通に動いていていたりして不思議な体力の人たちでした。 

 日本の漫画原作ものは、どうしてもコスプレ大会にしか見えなくて漫画原作の骨格の部分の面白さを抽出してくれれば問題ないと思いますが。ただただ見た目を似せようとかしか感じられないものが多いですが、この映画もそんな風に感じてしまう映画でした。 

鑑賞日: 2019/01/27 Blu-ray

監督本広克行 
脚本髙橋悠也 
原作唐々煙
出演福士蒼汰 
中山優馬 
古川雄輝 
桐山漣 
大東駿介 
山路和弘 
東山紀之 

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