映画【宇宙大怪獣ドゴラ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 宇宙大怪獣ドゴラの話。

●感想

 無形の怪獣ドゴラの造形が素晴らしくて、炭素を食べるために石炭を吸い上げて、空中をイカかクラゲかみたいなのが浮遊していてどうやって撮影してるのか気になりました。

 一方、ダイヤ強盗団は強盗しようとするけどダイヤが消えてしまって誰の仕業か? という流れとそれを追いかける刑事さんの流れ。
 このくだりが物語の半分というほとんどをしめているので怪獣映画とスパイ映画みたいな2つの映画を見ている不思議な気持ちになりました。

 しかもこの刑事たちがオマヌケすぎだし、ドゴラを倒す方法も偶然ミツバチの毒が弱点というのがわかって、それをミサイルで撃ちまくる。するとドゴラは何故か岩になって落ちてくるという。
 その岩が落ちてくる中で、銃撃戦をする刑事と強盗団。強盗団の最期は笑うなという方が無理って話で、凄いことになってました。カタコトの日本語の天本英世さんが物凄いインパクトでした。

 怪獣映画としても中途半端になってしまって刑事さんたちも偶然で次に転がっていくので何でもありになってしまって、後半どうでもよくなっていってしまいました。

☆☆☆

鑑賞日:2013/09/01 DVD

監督本多猪四郎 
特技監督円谷英二 
脚色関沢新一 
原作丘美丈二郎 
出演夏木陽介 
ダン・ユマ 
中村伸郎 
小泉博 
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