映画【国家が破産する日】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 国家が破産する日の話。

●感想

 韓国が好景気に沸いている中、どうやら経済がヤバいぞとなり国家で対策チームが立ち上がり、その人たちの奮闘や経済に振り回される中小企業の人たちや通貨危機を利用してお金儲けをしようとする人たちが描かれていきます。

 次から次に危機が起こってそれの対応をする主人公というのが流れていって息つく暇もない展開がで110分飽きずに見ることができました。主人公だけが国民のために動こうとするけど、官僚とか財閥は保身のために動いてそれとの戦いという経済とかが詳しくない自分が見ても悪人との対決は熱くなれるものでした。IMFの代表としてヴァンサン・カッセルさんがやってきて敵対的な行動で次々に条件をつきつけてくるのが腹立って素晴らしかったです。主人公が真実を会見してもマスコミが一切報道しないとかの怖さもよかったです。

 ただやっぱり話している内容が経済に無知だと難しいところもあって、主人公がIMFの言いなりにならないために対策として「モラトリアム宣言して国家を…」などを話して協議を破棄するとかという逆転するかもという流れもそれが対策としてどういうものなのかと恥ずかしながら経済に疎いとどう逆転していくのかとかがわかりにくくてエンタメとして盛り上がりにくかったです。それでも小さいチームが国家や敵対的な外国をやっつけられるかもという気持ちよさはありました。その後の展開の…も無常さ非情さがあってよかったです。

 どの国でも悪い奴ほどよく眠るのがよくわかる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2020/05/12 DVD

監督チェ・グクヒ 
脚本オム・ソンミン 
出演キム・ヘス 
ユ・アイン 
ホ・ジュノ 
チョ・ウジン 
ヴァンサン・カッセル 
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