映画【殺し屋1】感想(ネタバレ)

ichi-the-killer
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●こんなお話

 泣き虫だけどめっちゃ強い殺し屋1が新宿の平和を取り戻そうとする集団に洗脳されていて、ヤクザたちを殺していく話。

●感想

 寺島進さんが油ぶっかけられたり渋川清彦さんが顔面刺されまくったり、いろんな人が首ぶっ飛んだり内蔵飛びだしたりと行き過ぎた暴力シーンのオンパレードで、それを豪華キャストや曲者な役者さんたちがやっているのが面白いです。
 変なキャラクターが変な事を楽しむ映画でした。浅野忠信さんなんて舌を自分で切って「喋ってけば治る」とかよくわからない民間療法したり、「こえー」を連発しながら殺し屋と戦っていくのとか笑えます。松尾スズキさんも双子役で強烈なインパクトだし、塚本晋也さんの不気味さも最高でした。SABUさんが男として熱いキャラクターでこれもよかったです。

 話もヤクザを1人また1人と殺していく殺し屋イチと彼を探すヤクザたちの攻防として面白く見ることができました。
 ただ120分あってイチのトラウマとかの描写が結構長くて、果たしてそこまで必要なのかな? とか思ってしまう部分もありました。課と思えば急展開なところもあってついていくのに必死になるという。おそらく原作を読んでいればわかるのだろうか?

 とはいえ、人間の死をコメディにしちゃって不快感いっぱいになるか楽しめるかどっちかに別れる映画だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2014/08/09 DVD

監督三池崇史 
脚色佐藤佐吉 
原作山本英夫 
出演浅野忠信 
大森南朋 
塚本晋也 
SABU 
エイリアン・サン 
小林宏至 
菅田俊 
國村隼 
有薗芳記 
松尾スズキ 
寺島進 
手塚とおる 
KEE 
新妻聡 
モロ師岡 
木下ほうか 
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